1890年代〜1910年代にかけてフランスを中心に欧米諸国で流行した、新しい装飾美術「アール・ヌーヴォー」。その斬新な造形は建築・彫刻・絵画・工芸にわたる共通の様式を作り出しました。中でも、それまでの単なる器としての用途が主であったガラス工芸品を芸術品にまで高め、その地位を不動のものとしたエミール・ガレの功績は測り知れません。
ガレは、様々な技法により草花や昆虫を極めて写実的に描写しました。美しく気高い反面、独特なあやしさを持つ彼の作品からは、溢れる生命力と共に生命の儚さが感じられます。
本展では、ガレの作品の中から動植物が表現された作品を紹介、併せて館蔵品の中から動植物が形作られた香炉や香合等、様々な香りのうつわを紹介します。自然そのものの情景を目の前に感じ、野生の香りをお楽しみください。
   
 
10月15日(土)
ガラスに絵を描こう

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◆会期:2005年10月1日(土)-2006年1月29日
◆休館日=月曜日、祝日の翌日、年末年始12月26日(月)〜1月2日(月)、1月11日(水)(臨時休館日)
※月曜が祝祭日の場合は開館、翌日休館
※12月24日(土)、1月3日(火)は開館
◆開館時間=午前9時30分〜午後5時
◆入館料=一般300(250)円、学生[高校生以上]200(160)円、小・中学生100(80)円
※(  )内は20名様以上の団体割引料金
◆主催=磐田市香りの博物館
◆後援=FM Haro!、K-MIX、静岡新聞社・静岡放送、静岡第一テレビ、
中日ショッパー、中日新聞東海本社、テレビ静岡、テレビはままつ、びぶれ浜松
◆協力=サントリー美術館、高砂香料工業株式会社
(50音順敬称略)